メラニン
メラニンは、日焼けをしたときにできるシミやそばかすなどの色素として有名です。
わたしたちにとって、肌の色素沈着はまったくうれしくないので、そのモトであるメラニンはいつも「ワルモノ」あつかいですが、ほんとうは、わたしたちの体をまもるために存在してくれる「いいやつ」なのです。
たとえば、紫外線や摩擦刺激など、体に危険がおよんでいる!とかんじると、表皮よりも奥にその影響をあたえることがないように、メラノサイトががんばってメラニンをつくって、真皮以下の組織をまもろうとします。(表皮は、ターンオーバーによってとりかえが可能なので、大丈夫です!)
一言でいうと、メラニンには「免疫機能」があるのです!
そんなメラニンの生涯は、3ステップです。
☆step1 誕生:必要なとき、必要な分だけ生成される
☆step2 活躍:紫外線などの刺激を吸収する
☆step3 退場:表皮のターンオーバーによって排出される
メラニンは、必要なときに必要な分だけ生成されて、役目がおわると、表皮のターンオーバーによって排出されというステップ1から3までの一連の流れがうまくいっているうちは、私たちをまもってくれる「100% いいやつ」なのです!
メラノサイト
さて、今度はメラニンをつくる「メラノサイト」に注目しましょう!
メラニンは、表皮の一番奥の層(基底層)にある「メラノサイト」で生成されて皮膚細胞にとりこまれます。
逆に言うと、メラノサイトは、デイリーワークとして
毎日あたらしい皮膚細胞に見合う必要な量のメラニンを生成しているのです。
毎日、ローテンションで仕事をこなすメラノサイトですが(知りませんが)
「体に危険がせまってる!」と感じると、ガゼンやる気をだしてきます。
「免疫機能をもつメラニンをたくさんつくって、
表皮よりも奥の組織を、危険から守らなければ!」
とがんばってくれるのです!
ココがニキビ跡の色素沈着をなおす過程でとても重要なポイントになります!
メラノサイトは「体に危険がせまってる!」と感じると
いつもより、たくさんメラニンをつくる!
たとえば、紫外線をあびたときや、つよい摩擦、化学物質の刺激など、
とにかく、メラノサイトが「危険だ!」を感じれば、肌のメラニンがふえるのです。
ニキビ跡のメラニン
ニキビが悪化する過程で発生する「活性酸素」は、必要以上にふえすぎると、皮膚細胞を傷つけて、死なせてしまう肌にとってはわるいヤツになってしまいます。
そんな活性酸素の存在にきづいたときや、炎症をおこしたり、化膿したとて、患部が肌の表面から皮膚の内部にせまってきたときも、メラノサイトは、「大変だ!」とメラニンをつくって、肌をまもろうとしてくれるのです。(もっとくわしくは、おとニキ「炎症ニキビ」を参照してくださいね!)
こういう経過で、ニキビ跡に茶色っぽい色素沈着がおきてしまうのです。
ほんとうなら、表皮は4週間でうまれかわるので、1ヶ月もするときえてくれるハズですが、ニキビ跡の茶色い色素沈着がなかなかきえてくれないのは、ニキビ肌ゆえの事情があるのです!
原因は2つかんがえられます。
- 「もう危険はさった」という状況をしらずに、どんどんメラニンをつくってしまっている
- ニキビの影響が、あたらしい細胞をつくる層におよんで新陳代謝がわるくなり
うまくメラニンを排出できない
活性酸素に反応したメラノサイトは、こんどは必要以上にメラニンをつくってしまいます。
「トラブルがあった場所=活性酸素が多い場所」のメラノサイトだけ元気いっぱいに、いつまでもメラニンを生成してしまうのです。
さらに、ニキビから回復したての肌はつかれきっていて、ターンオーバーが元通りになるまで、時間がかかります。そして、もう必要ないメラニンを排出できない期間が長くなってしまいます。
こうして、ニキビ跡の茶色っぽい色素沈着ができてしまうのです!
メラニン系のニキビ跡にきくケア
メラニンにねらいをさだめたケアで、メラニン系のニキビ跡をなおしてしまおう!
| プラセンタ |
肌に必要な栄養たっぷりのプラセンタは新しい細胞をつくるために指令をだす因子をもつことが色素沈着に効く一番の理由です! |
| フラーレン |
強力なフラーレンの活性酸素を除去する作用は、余分なメラニンの生成をストップさせます! |
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